企画意図
日立市の歴史・文化遺産を後世に伝承し、同時に郷土愛の自覚を図れればと市民参加のオペラ・ミュージカル「日立の玉手箱」を企画しました。このオペラ・ミュージカルを通じて、郷土の宝である子どもたちと市民有志に劇・踊り・合唱・オペラ等の体験の場を提供します。
キャスト
出演者は、日立市出身の歌手を含め日本オペラ界第一線で活躍しているトップクラスの歌手です。また日立市の子どもや学生・各種合唱団・バレエ・能舞・散々楽舞も出演します。出演者は総勢100名を超える大オペラ・ミュージカルです。

<学び、育み、伝えよう!日立の歴史を!> 総監督 仙道作三
令和元年8月25日、「日立の玉手箱」 プレ公演 (多賀市民会館) を上演した。 満員の観衆の喝采の中に幕が下りた。 観客から 「これは日立讃歌だ!」 「日立の応援歌だ!」 と言う声がたくさん聞こえてきた。 次なるは、令和2年3月28日、29日、日立市民会館にて、「日立市市制施行80周年記念事業」 を祝う、本公演である。次世代へ、日立の歴史を伝え遺そうと、日立の有識者が浄財や智恵を出し合い立ち上げた 「音楽劇」。日立の若い血潮が素晴らしいプロの歌手たちの力を借り、150名が歌い踊り演技する歴史と文化の結晶。いま、二千年間積み上げてきた日本の文化がグロ-バル化の波の渦の中でもがき、やがて消え去ろうとしている。その運命をただ見過ごしてはならない。 日立の先人の話を 「七つの玉手箱」 に入れて、ドラマの進行と共に、昔懐かしい知られざる日立の風景や人物の写真を大スクリーンに投影して紹介。 観て楽しみ、聴いて楽しめる、オペラ・ミュージカル 「日立の玉手箱」 を、産業の町日立から全国へ、いや世界へ発信しよう。
